昨夜開催された、佐々木 正悟先生のマインドハックス研究会に参加しました。
今回のテーマは、「不安」。
日常の生活、特に仕事に従事する際に、この「不安」をいかにコントロールし、過剰なストレスに苛まれないで、最適なパフォーマンスを発揮し続けるか、というのは非常に重要な問題です。
全く不安を感じないで、仕事をするということはあり得ないですよね。
とくに、ポジションが重くなればなるほど、考慮すべき点が増え、責任も増しますから、不安の原因も大きくなるものです。
この不安をコントロールする方法について、心理学を二分する考え方、行動主義的な側面とフロイト心理学の側面で捉えた考察がとても興味深かったです。
行動主義では、「片付く」という快感を繰り返し繰り返し得られる正のフィードバックループ(正のスパイラル)を構築することで、目の前に山積するタスクが、予め組み立てられた仕組みの上で確実に処理されていくという、心地よさで解決していこうというもの。あたらシーツールを導入して、あたかもシステマチックに処理され、混乱から解放されるという、「ご褒美」で不安を打ち消す方法です。
フロイト心理学的な側面からは、普段は見たくない、思い出したくない、想像したくないといった、気になることに蓋をして(抑圧して)、不安を感じないようにしている心の仕組みから、根源的な不安の本質を解決しようと、その蓋を外す(抑圧を外す)ことにより、気になることをどんどん書き出すことにより、漠然とした不安状態から、不安の原因を直視し、対象を明確化させて、タスクに落とし込むことにより、実行へのルートが明確になり、不安を消失させる方法である。
この話を聞いていて、個人的に持ったイメージとしては、陽と陰の関係と言えるかもしれないな、というもの。
すなわち、行動主義的な不安への対処法は、処理の体系がきちんとコントロールされたものへと落とし込むことが出来、より快感を感じられるという、陽、すなわち+側へのインセンティブを利用するのに対し、フロイト的な不安への対処方法は、漠としたつかみ所のない不安を、認識できる形へと変化させることにより、負の側面を減じていく方向、すなわち陰の正体を明確にする方法、陰の手段、マイナスの方向の最悪の事態を正しく見積もることにより、計算できる不安へという、マイナス面のインセンティブを利用する方法なのではないかと、直感的に感じたのです。
問題解決的に考えれば、前者は仕組みやマニュアルにより、定式業務の範疇に落とし込んで、粛々と処理する方法。
後者は、根本的な問題を発見し、解決のための道筋をつけていく方法。
どちらが優れているとか、どちらが正しいということはないでしょうね。
物事には相反する二面性があるというのは良くある話だし、両極端に走るのではなく、説秒なバランスをもって、何事にも望むのが肝心なのではないかと思うからです。清濁併せのむというところなのでしょうね。
不安にとりつかれ、パフォーマンスが下がるというのは、以下の図でいうところの右側に位置するところになるそうです。すなわち、不安による過剰なストレスにより、パフォーマンスが下がった状態。これを適度にストレスレベルを下げることにより、最適なパフォーマンスレベルに引き上げることが理想なのです。




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