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何事も、本物に近いものを知ろうとしなければ始まらないだろう。
特に芸術はそうかもしれない。CDで聴いて、うわべの知識で着飾るよりも、実際に聴いて、自分の心が感じたものを、空間を伝わる波動を体で受け止めて、体で聴くことを通じて、やっとわかるものなのではないか。体験しないことには始まらないでしょうね。
この連休は、バロック音楽三昧と中国古典三昧となりました。
ラ・フォル・ジュルネの割安なコンサートで楽しんで、敷居を十分に下げてから、CDを購入し、とにかく聴いて、感じてみる。そんな時間の過ごし方をしています。バロック音楽に詳しい人ならば、そんな廉価版のCD聴いても面白くないだろう、とか、いいとこ取りの細切れの音楽聴いてはダメだよ、と言われそうだけれども、大切なものをとにかくつかむためには、取っつきやすさが一番肝心なのではないかと思う。

今日は、ホールAの213番。東京都交響楽団の演目。オケの演目です。プロのオーケストラを生で聴くのは、ずいぶんと久しぶり。音の迫力と美しい調べに、うっとりしてしまいました。そのせいなのか、右脳がやけに活性化されて、様々な空想・妄想・光景が頭の中に映っては夢見心地になってしまいました。
演題の中でも、一番なじみのある「トッカータとフーガ」こちらのブログでは「タラリー鼻から牛乳ー」で紹介されていますが、だいたい誰でも知っていると思われるバッハの名曲。パイプオルガンで演奏されるのが通常ですが、「ストコフスキー」氏によってオーケストラ用に編曲されたものを、東京都交響楽団が演奏しました。これがすごい!!悲鳴のようなバイオリンの奏でに心が引き裂かれ、チェロの荘厳な響きが心の底を揺さぶるような感じ。音楽の威力をまざまざと見せつけられた感じがいたします。
曲目は、
前奏曲変ホ短調BWV853 オーケストラ版
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582 オーケストラ版
トッカータとフーガ ニ短調BWV565 オーケストラ版
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004よりシャコンヌ オーケストラ版
でした。
音に酔って、非常に幸せなひとときを頂きました。ありがとうございます。
明日のチケットもとれたので、明日は家族3人で、初日のリベンジです。
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タグ: コンサート, バッハ, ラ・フォル・ジュルネ, 東京国際フォーラム
今日は、今年3回目となる、上原ひろみのライブに出かけてきました。
1回目は、4月に東京武道館で開催された、Chick Coreaとのピアノデュエットライブ。
そして2回目は、8月31日のスペースシャワーTVの屋外ライブイベント(@山中湖)
そして、ラストを飾るのは、本日のツアーファイナル公演。贅沢です。
昨年の浜松とは異なり、東京国際フォーラムでの開催ですので、未就学児は入場できません。家族三人で楽しむことができないので、申し訳ないけど、父親だけひとりで行って参りました。

会場での年層は非常にバラエティーに富んでいました。お年を召された方から、若い人まで、世代を超えたファン層といえるかもしれないですね。客層を見ているだけでも、興味深いものです。
さて、ツアー会場でまずしなくてはいけないことは、ツアーパンフレットの購入とライブDVDを購入すること。ライブDVDは、もちろん2枚買いました。明日、見に来ることができなかった娘と妻と三人で、1枚ずつ楽しむ予定です。開演前は、それほど行列が並んでなく、比較的すんなりと購入することができました。しかも、「ひろみちゃん(家族揃ってこう呼んでいる)」の直筆サイン付きです。これは、額に入れないとアカンわ。

ツアーパンフレットの写真は、ツアーの後援がスペースシャワーTVであることもあって、全部山中湖での野外ライブでの写真。8月の暑さとその後の大雨の記憶がよみがえります。(あの時は成田から電車とタクシーを飛ばして駆けつけたんだよなぁー)
今日の衣装も、そのときと同じ、赤いワンピース(?)の衣装でした。すなわち、期せずして3回とも同じステージ衣装の、Hiromiを見たことになります。冒頭は、Softly as in a Morning Sunriseで始まりました。この曲は、東京Jazzのテレビ放送と山中湖とライブは3回目となりますが、聞いていて幸せになります。というより、Hiromiの音楽世界に連れて行ってもらえるような感じがして、とても好きなのです。
そして、恒例のMCですが、本人が言い訳っぽく話していましたが、トークとなると東京国際フォーラムの雰囲気に圧倒されるようです。きっと、大反省会があったと思います。メタメタなMCでしたが、とても彼女らしさというか、魅力が前面に出ていて、年上としては「かわいいねぇー」と声をかけてあげたくなるくらい。
でも、演奏に戻れば、そこは「勝負師、音楽家の顔。一音入魂」の演奏です。二曲目は、Led Boots。娘が大好きな曲です。もちろん自分も。イヤー楽しいです。
そして、3曲目は、Clair de Lune。冒頭にクラッシクとしての「月の光」の演奏から入ります。Softly as in a Morning Sunrizeと同じ感じですね。で、この曲を聴くと、8月と9月の厳しい時の辛さを思い出し、ぐっと涙が出そうになります。自分の琴線に触れるメロディーなんですね。
次は、My Favorite Things。「上を向いて歩こう」へと続きます。CDとライブでその楽しさの変化にうれしくなるのが、「上を向いて歩こう」ですね。ずっと、にこにこしてリズムに体を揺らせて楽しんでいました。きっと、坂本九さんも、中村八大さんもにこにこして天国から聞いているのかなぁと思ってしまいます。
ここで、前半が終了。10分間の休憩のはずでしたが、ピアノの調律に時間を要したようです。A席からなので、詳しい様子がわかりませんでしたが、十数人がギャラリーのように調律の様子を楽しんでみているのが印象的でした。その様子をステージの袖でHiromiが見ていたのでしょうね。後のMCで、すごくうれしかったと話していました。
さあ、後半。XYGで幕開けです。が、A席からもしっかり見えました。ドラムのMartin Valihoraのお茶目さが。ドラムのスティックを飛ばしていました。アリーナ席ではよく見えたのでしょうね。演奏後の表情がとても面白かったです。もちろん、演奏は最高です。ミスがあったというのではなくて、のりが良すぎたというところでしょうか。最高に楽しかった。
次は、Double Personality+α。それぞれのソロセッションがあるのですが、Hiromiのピアノソロの全部が、うまくわからなかったです。ま、そんなことより楽しめばいいのですが。The Tom and Jerry Showの一部も演じていましたが、まあ、とっても楽しかったし、さすが後半になると、David Fiuczynskiの超絶ギターテクニックが炸裂してきます。いつも前半はいまいち感があるのですが(Led Bootsもいまいちキレがない感じだった)、後半は最高です。
ここで、Hiromiを残して3人は舞台を下り、Hiromiのピアノソロ、とくれば「I’ve Got Rhythm」ですね。冒頭の遊びが、心憎いというか、ほほえましいというか、余裕があるというか、まあ、とにかく楽しいですね。ピアノと一緒に唄っている、という表現がぴったりです。なんだか、ピアノによりそって、にこにこしてHiromiを見つめる「オスカー・ピータソン」のように、ピアノに寄り添って、Hiromiが奏でる唄に酔いしれたい感じがします。
そして、後半の締めは、とっておきとして残しておいた、大好きなおかず!!ってなかんじで、Caravan
Fiuczynskiのギターが最高!!この演奏は、とっても楽しみにしていたし、もちろん、Valihoraのドラムソロは、期待以上!!。CDのライナーノーツにライブで期待する曲No.1みたいな形で紹介されていたけど、やっぱり、これはライブで一番楽しい曲。あー、これ聞きながら踊りてぇー、という気にさせてくれる。野外ライブだと盛り上がるのになぁー。山中湖で聞けなくて残念。是非来年の野外ライブには加えてほしいものです。
演奏が終わって、アリーナ席ではスタンディングオーベーションが1割ぐらい。2階席ではぽつぽつという具合。自分は、立ちたかったけど、周りがかなり座っているから、ちょっと恥ずかしくて、立ち上がれなかった。
さて、アンコールの前にMC。やっぱり、MCはだめだめ。でも、かわいいねぇ。何よりスタッフに感謝すること、そして、日本人の細やかな気遣いにとても感動していること、日本人で良かったという、彼女の思いが伝わってきました。
さて、まずは、ピアノソロから。自分の居場所、という意味を込めて、Place to be。やさしい音でした。Hiromiの感情が伝わってくる、感謝という気持ちがストレートに伝わってきました。こちらも、ありがとうの気持ちで、ずっと聞いていました。
そして、メンバーが戻ってきて、ラストはやっぱり、Time Out。何度聞いても、この曲大好き。なぜでしょうね。自分のソウルと非常にシンクロしやすいからなのでしょうか。自分の脳波というか、イマジネーションの波長が、この曲と非常にシンクロしてしまうのです。もっとも、Time Outだけではないのですが、特にこの曲が強い気がします。で、スタンディングオーベーション。最高でした。
で、本日の演奏終了!のアナウンスが会場に流れたのですが、とにかくうれしくて、会場にずっと痛いという気持ちでいっぱいで、少しでもステージの近い方に寄って、拍手をしたいと思っていたら、再アンコールになりました。これは、ビックサプライズ!!!!
演じる曲は、やっぱり、これですね。Return of Kung-Fu World Champion。もうみんな立ち上がって、思い思いに手拍子をし、体を振り、Hiromi-Worldに全開で身をゆだねていました。最高です。やっぱり、体全体で聞くのが一番いい。お行儀良く席に座っていたのでは、心から楽しめないと思います。Fiuczynskiのギターソロに頭はトランス状態にぶっ飛んでしまって、全身全霊で楽しませてもらいました。
本当にありがとうございます。
来年は、お金と時間のやりくりをもっとつけて、Hiromiのライブに参加したいと思います。できれば、家族3人で。
曲目リスト
・Softly as in a Morning Sunrise
“Opening MC”
・Led Boots
・Clair de Lune
・My Favorite Things
・Ue Wo Muite Aruko
“Break”
・XYG
・Double Personality
・I’ve Got Rhythm
・Caravan
“Closing MC”
“Encore”
・Place to Be
・Time Out
“Special Encore”
・Return of Kung-Fu World Champion
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タグ: Hiromi, Jazz, 東京国際フォーラム, 上原ひろみ