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昨日の投稿で、参照した「金融日記(藤沢数希さんのブログ)」の最新記事、「勝間さんのインフレ政策を実行するとどうなるのか?」はとても分かりやすい解説で、タイトルにも書いた「潜在成長率」の上昇無くしてデフレの脱却はなく、勝間さんをはじめとする「リフレ論」の問題を根本的な間違いと断じている。一番問題なのは、経済がボーダーレス化しグローバル経済となっている点を見逃していることだ。大前さんが、ずっと以前から指摘しているように、グローバルマネーはもっとも効果的に利益が見込めるところへ、離合集散し続けているのだ。この視点がすっかり抜けているからおかしなことになっている。
潜在成長率を上げることが大事だ!という「目標」には、誰もが賛成しやすい。というよりも、単純に分かりやすい。答えは、シンプルなところにあるのではないかと常に思うのだが、最近の民主党政権は、潜在成長率を上げることよりも、むしろ逆の方向を向いている。今ある日本国内の全リソースの最も有効な活用方法を探ることこそにあるのではないかと思われるのに、成長を促すと言うことをほとんどしていない。
しかし、経済は誰でも自明なことのように、需要と供給の関係で決まるのだから、需要を喚起することも忘れてはならないだろう。よく「買いたいものがない」という話が引き合いに出されるが、固く閉じた財布のひもが緩くならない限り「欲しいもの」への関心が生まれないから、どんなに供給者側が提案をしても、その製品なりサービスを利用してみようかなという気にならない。積極的にお金を使わせるには、お金を使わないともったいないという気持ちにさせることが一番手っ取り早いのではないか。もっとも実現が容易なのは、「経費」による税金控除の基準を大幅に緩和したらどうだろう。「接待」一つをとってもいいし、「パソコン」や「スーツ」をとってもいい。こういった物にお金を使っても、税金から控除されれば、「税金に持って行かれるくらいなら、新しいパソコンを購入して生産性を上げてしまおう」という動きが出るのではないかと思います。とにかく、お金を使わせる状況に持って行く、そこに「欲しいもの」を提供する新産業を育成していくことで、結果的に潜在成長率を上げることが出来るのではないかと、素人ながらに思うのですが、どうなんでしょうか。
そうして、MBAなどを取得した人が、起業を積極的に模索するようになれば、また新しい方向へと成長できるのではないか、そういった貢献がしたいと思う人は、案外多いのではないでしょうか。
カテゴリー: 01 MBA
タグ: デフレ, リフレ論, 経済, 起業, 潜在成長率
昨夜は、仕事での飲み会を終えた後、帰宅する前に地下鉄の駅のすぐそばにあるコーヒーショップに立ち寄り、少し酔いを醒ましてから家に帰ろうとした。
コーヒーを購入し、ソファーに腰をかけて、スケジュールの確認などをしていたら、正面にかなりお年を召された白髪の男性の背中が見え、右手側にはほとんど手をつけていないアイスコーヒーが見え、グラスの側面にはたくさんの水滴が見えた。
そのお年を召された男性の右手側には、およそ50代とおもわれる男性、反対側の左側には40代ぐらいの女性が腰をかけていた。
自分が耳をそばだてて聞いていた話の全体から察すると、どうやら女性が自分の店を持ちたいと考えているが、先立つものがない。そこで40代の男性に相談して、企業プランをまとめ、さまざまな融資を引き出そうと活動しているようだ。一部公庫からの融資を引き出すことには成功しているようだが、必要な金額にはまだいたっておらず、銀行等の融資を必要としている。そのためには、お年を召された男性からの「サポート」を必要としていた。という状況であったと推察される。
さて、自分がおやっと思ったところだが、起業側の説明は終始男性がやっていて、女性は無愛想に付き合っているだけだった。傍目に見ても真剣さが感じられない状況だった。出資側に立つお年を召された男性は、女性に対して一切の文句は言わなかったが、おそらく「何様のつもりだろう?」と不快に思っていたのではないかと思われる。言葉の端はしに、起業側の説明がよくわからない、説明が伝わってこないというような態度をにじませていた。
もっと、自分が驚いたのは、起業側の男性がかなり甘い見通しを持って起業プランを考えている点であった。企業に当たっての運転資金の見積もりを、「たった3か月分」でしか考えていないという。出資側の男性の話し振りからすると、ずさんな計画で、初期投資に必要な金額の見積もりが甘いらしい。
これは、危険な話しだなぁ、と直感的に思った。
店を開いても、お客様がついて、さらに商品を購入してもらえるという保証などないのに、、、
さらに、これまで起業した経験のない二人組みでもあるようだ。
出資側の男性は、これまで相当の修羅場を潜り抜けてきた経験からみると、非常に甘い見通しだと何度も強調していた。そして、説明内容がわからないとも。
しかし、起業側の男性は、「すべて起業プランに書いてあります」の一点張りであり、わからないのは出資者側の男性に問題があると言わんばかりの口調であった。しかし、本来は「そんなことで揉めてはほしくない」はずの女性は、終始黙ったままで、あいだを取り持とうとはしなかった。
とうとう、出資者側の男性は堪忍袋の緒が切れたらしく、すごい剣幕で起こって店を出てしまった。
残された二人は呆然とした様子だったが、ここからの女性の態度がすばらしかった。
なぜ怒らすようなまねをしたの?
と男性に食って掛かったのである。この二人の関係は知る由もないが、こんな自分勝手な二人組みに投資の相談を持ちかけられた、お年を召された男性が気の毒になった。無駄な時間を費やしてしまったなぁと。
こうやり取りを見ていると、MBAで起業プランを考えていたときのことを思い出す。
人それぞれだけれども、起業に関しては、大胆であり、用意周到であることが求められるだろう。
とくに、お金については、慎重でなくてはならないだろう。
起業した当初は、必ずお金がどんどん出て行く。そして、焦り、判断を間違えやすい。
だからこそ、事前に必要な金額と、収益が出るまで十分余裕を持たせた運転資金を明確にして、起業に望む。
しかし、昨夜耳にした話では、事前に必要な金額の見積もりが甘く、さらにまったく余裕のない運転資金のプランである。これでは、怖くて出資などできない。企業の段階で自転車操業はありえないだろう。
今回のように、運転資金が3ヶ月であるならば、最初の2ヶ月で4ヶ月目の運転資金のめどを立てなくてはならないからだ。ちょっと、ありえないのではないだろうか。
ともあれ、こういう他人のケースは、自分で考える上で非常によい参考になる。同様に、もし自分が○○だったら、、、という想定問答も、自分を鍛える上で有効だ。せっかく、MBAを学んだのだから、そうやってもっと考え、自分ならどうするか答えを出すところまで追求することを怠らないようにしよう。
今回の話では、まず、投資家に足しては、足りない点はどこか、謙虚に見解を伺う、そして指摘されたところを、十分に考え抜いて、またお伺いを立てるべきだろう。そして、なぜ起業したいのか、女性ともっと十分に話し合う必要があると思われる。チームとして、まだ未熟であると感じたからだ。
詳しい内容は当然わからないけれども、起業としての基本を考え直す契機となった。
カテゴリー: 01 MBA · 031Finance · 048コミュニケーション
タグ: 起業, 投資
昨夜、BP(Business Planning)の最初の打ち合わせを行った。
Study Tourでチームを結成することができ、MBAコースで出遅れていた部分が、ようやくスタートを切ることができたというところです。
最初に決めたのは、いつの発表を目指すのかということ。それには、チームメンバーの履修スケジュールと相談することが第一です。BPの準備も大切ですが、日々の勉強も重要です。というのは、BPはMBAコースで学んだことを実践する科目であり、総合科目であるからです。つまり、日々の勉強の充実がなければ、BPの準備における充実はあり得ません。
全員が納得感を持って、自信を持って発表まで至れるように、そして、後々までそのことを自分自身の自信として、誇りとして思えるようなものにしたいと思います。
結局、発表は1年後のStudy Tour。8月とすることに決まりました。そして、逆算で日程が決まります。
私の卒業は、2009年の9月になりそうです。残り2回のSTは、来年の1月か5月にControllershipを受講し、8月にCross Cultural ManagementとBusiness Planningを受講することになります。そして通常の科目は、現在受講中のMacroeconomicsと来月開講のLeadershipを受講し、日本語必須教科の組織人事論(MRO)を来年の1月に受講することです。
上記日程で、卒業のための条件を満たすことができます。
なんだか、ゴールが見えてきたような気がします。もっとも、BPはまだまだこれからなので、安心はできませんが。
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タグ: BP, 起業, MBA
1ヶ月ほど続いた、Financing the Entrepreneurial Ventureの試験が昨日行われた。
現在、AustraliaのBond大学と大前研一氏が主催する、Business Breakthroughが提携して提供されている、Bond-BBT大学院大学のMBAコースに昨年9月に入学し、間もなく1年になろうとしている。
さて、この科目は、起業するにあたり、その資金をどのように調達するか、企業の成長に応じて異なる調達手段があり、どのように考えたらよいのかを考察する。また、資金を受け入れる際に、投資家にどのようにして投資利益を提供できるかを提案できるように、店頭公開(IPO)やMBO、LBO、MBIについて議論を深める。また投資家について理解を深めたり、ファンドについて学ぶという機会もある。
さらに、現在行われている買収案件について、その買収価格が妥当なのかを問う、グループワークも組まれた。これをValuationというが、企業価値をどのように行うのかを勉強することになる。
さて、日曜日の試験では、新聞記事を参照とする問題、ビデオを見て答える問題、P&L、B/Sをみて考察を深める問題とかなりボリュームがあり、どこから手を付けるか?の見極めを要求される試験でした。
じゃあ、自分はどうだったかというと、90点分について回答を作成し、なんとか8割ぐらい点をもらって、70点ぐらいを目指すというもの。そこで、答えが書けそうな配点の高いものから、キッチンタイマーを使って、時間を決めて回答を作成しました。時間がきたらさっさと切り上げ、次の問題に移ります。そうして、最悪6割点があれば、54点と合格ラインにのせるつもりの回答を作成しました。さて、うまくいくかどうかは、自分がどこまで理解したかどうか、ということにつきます。
復習しようにも、自分なりの理解が阻害して、なかなかうまくいかないものです。
そういうときは、他人の視点が参考になります。
勉強会をしたいなあ、と切に感じた科目でした。
カテゴリー: 01 MBA · 03 Logic · 031Finance
タグ: ファイナンス, Bond, Entrepreneurial, 試験, 起業, MBA, Venture