MBA+MC=Logic+Art 大野真護のブログ

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職場にiPhoneを導入する〜小企業版

2009/12/05 · コメントを書く

 iPhoneが日本で発売されてから、プライベートでは無くてはならない分身のような存在のiPhone。
 使い勝手のフィーリングがうまくかみ合っているので、とても心地の良い相棒です。

 そんなiPhoneの便利さを見て、上司は、会社でも試験的にiPhoneを営業から導入してみようという話になりました。
で、当然の成り行きから面倒は私が見ることになりました。

 さて、勤めている会社は、5人からなる小企業。欧米の会社の日本法人です。

 ITとかセキュリティーについて、本社からは何のサポートも縛りもなく、かなり自由にオペレーションできます。
 メールのセキュリティーも、プライベートのメールとほぼ変わらない環境です。

 ですから、会社でiPhoneを使う!というシチュエーションとしては、もっとも導入がしやすい環境といえるのですが、それでも問題がありました。

 第一に、iPhoneのアクティベーションは、全てユーザーで行う必要がある。

 第二に、一括してiPhoneを管理することが難しい。

という、二つの大きなハードルが存在します。

 まず、アクティベーションを行うには、iTunesを使うしか方法がありません。会社のPCにiTunesをインストールするまでは至極簡単です。しかし、問題は、iTunes Music StoreのIDを必要とすることです。IDの登録には、クレジットカード番号の入力が必要です。会社名義で一つのIDを使用する場合、会社名義のクレジットカードが必要です。もちろん代表者の個人カードでもかまいませんが、いちいち建て替える必要があり、面倒です。
 また、会社名義のIDを使用するにしても、一つのIDを登録できるPCは5台に限られます。従って、5名までの会社であれば、一つのIDを共有することも出来なくはないのですが、どうも使い勝手の悪さを感じます。

 そして、iPhoneにインストールするソフトウエアや、アドレス帳、メール、スケジュールの設定を一元管理したいところですが、これも一台一台をiTunesを使って管理しなくてはならないので、不便です。小規模な企業だと、SoftBankの法人サービスを期待しにくいので、これもやっかいな問題です。

 結局、当社の場合は、所有する担当者個人でIDを取得してもらい、必要なソフトを立て替えで購入し、インストールすることにより初期設定を完了させることとしました。

 さて、準備が整ったところで、後は、SoftBankのシステムの方での設定の切り替え(これまで使用していた携帯が使用できなくなり、iPhoneが使用できる状態になること)を待つばかりとなりました。これまで使っていた携帯の電波が、圏外表示に突然変わり、使えなくなりました。このタイミングでiPhoneが電波をキャッチするはずなのですが、相変わらず圏外表示のままです。いくら待てども変わりません。

 で、試行錯誤のあげく、あきらめ半分で再起動することにしました。すなわち、電源を切って、もう一回立ち上げ直したのですが、、、、、

 そうしたら、いきなりアクティベーションされました。と表示が出て、使えるようになりました。

 説明書にはそういう記載がなかったように思うのですが、

①これまで使っていた携帯の電波状況が、圏外表示になる。
②iPhoneが起動中であれば、電源を切り、もう一度オンにする(再起動する)。
③iPhoneが電波を拾い、アクティベーションの手続きに入る。
④iTunesでアクティベーションを完了させる

が通常の順序であり、私の場合は、①の前に、iPhoneをiTunesに登録して、Appleに事前にアクティベーションの手続きが開始されている状態で、
①から③の作業が行われ、電波を拾った段階で、アクティベーションが完了したということになるのだと思います。

端末が切り替わっているはずなのに、iPhoneが電波を拾わないときは、とりあえず、再起動してみると良いようです。

しかし、プライベートで使用する上では全く苦労をしないのに、会社で導入しようとすると、こんなにも面倒なものかと、ちょっとめいってしまった、導入体験でした。

カテゴリー: 052正しいITの活用 · iPhone · 仕事の話
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Android端末とSmartphoneの行方

2009/11/18 · コメントを書く

 ここ最近、Android端末のニュースがかまびすしい。

 つい最近、携帯メーカーでもっとも利益を稼いだのは、Appleということになり、Nokiaを抜いた。iPhoneの破壊力のすさまじさである。

 その一方で、今度はAndroid端末が中国を中心に市場を占めようと虎視眈々と狙っている。DELL、Sharpが、Androidによる新機種の動きを表明している。

 しかし、だ。

 端末メーカーはそれで、いいのか?

 結局、Androidのソースコードが流通してしまうと、ハードウェアの魅力でしか、端末メーカは差別化できず、ソフトウェアの部分は全てGoogleの思いのままになり、Win-telの業界支配構造がGoogleによる支配構造へと変わるだけで、血みどろの消耗戦が始まるだけではないのだろうか?

 そこに、端末メーカーとしての未来はあるのだろうか?

 狙いとしては、完全クローズドのAppleのiPhoneや、ベースにLinuxを持ち独自進化させた「Maemo」を擁するNokiaのN900をベースにした次世代Smartphoneのように、OSとハードを一体化させた端末の方が、端末としての収益性が期待できる。しかし、肝心なのは、第4のCである。

 第4のCとは、大前研一氏による3C(Customer、Competitor、Campnany)に続く、Co-opetition(補完的生産者)の存在である。
 すでにiPhoneは、10万本を超えるアプリケーションをもち、豊富なソフトウェアベンダーとiPhone周りのアクセサリーという一つの生態圏を構築するまでに至っている。
 後発のNokiaがどこまで巻き返すことが出来るのか、まさにこれからが正念場だろう。

 Androidは、端末メーカーは血みどろの争いで消耗し続けるが、ユーザーとしては選択肢が増え、Androidのアプリケーションが充実し、ハードが使いやすければメリットを受けることが出来そう。しかし、Windowsに見られる、各種アプリケーションとハードウェアの「相性」という問題が存在し、知識を持たぬものには、トラブルが頻発してしまうのではないかとも予想できる。徐々にハードウェアの選択肢が増え、魅力的な選択肢が出てきつつあるが、最終的に問題となるのは、OSとハードウェアの分業体制だ。Win-telの成功事例のようにうまくいくかは、とても微妙ではないか。なぜなら、IT機器に対する期待値は、初期のWintelよりも高い状態でスタートするわけだし、強力なiPhoneと、Windows Mobileも残っていて競争が激しいからだ。

 どんな歴史が展開されるか興味津々。

 消費者としては、メリットを享受しつつ、戦いの行方を楽しんで見守ることにしたい。

参考
 Androidが端末メーカーに与える悪影響と商機
 Android携帯がiPhoneに優る10の理由
 シャープが2010年にAndroidケータイを市場投入へ
 デル、Androidベースのスマートフォン「Mini 3」を発表
 アップル、携帯電話の利益でノキアを抜き首位の座に–米調査
 アップル、App Storeの登録アプリケーション数が10万本を突破
 ノキアの今後を占う新型スマートフォン「N900」 “パソコン並みの性能”でiPhoneと対決へ

カテゴリー: 081 Marketing · iPhone
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中国でのiPhone

2009/11/04 · コメントを書く

先週から中国でもChina Unicomを通じて、iPhoneが販売されています。

しかし、無線LAN機能は除くという変則的な仕様で。

(参照)http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT200911020023.html

その変則的な仕様が影響したのか、いや、高価格製品だから売れなかったのか、売れ行きがあまり良くない。最初の4日間でたった5千人しか契約が取れなかったそうだ。

(CNET Japanの記事)
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20402873,00.htm?tag=as.rs

(BusinessWeekの記事)
http://www.businessweek.com/the_thread/techbeat/archives/2009/11/apple_iphones_c.html

この原因としてもっとも有力なのは、”Gray Market”の存在。

バッタものはうようよしているし、そもそも最初のiPhoneが発売されたときも、AT&Tでアクティベートしたユーザー数よりも、端末を購入した人数の方がかなり多くて、相当な台数が中国の闇市場に流れているのではないかという噂がありました。

著作権無視にちかい、無法状態のところもありますから、違法コピーが蔓延しているでしょうね。だから買わない、売れない、という結果に結びつくのかもしれません。

となると、Appleとしては、ハードウエアの機能強化も進める一方で、ソフトウェアによる継続的なアップデートも視野に入れて、正規製品を購入することのメリットを訴求する戦略も充実させるべきですね。頻繁にある、iTunesのアップデートも不正使用製品を正規のサービスから切り離す役割を果たしているのかもしれません。

次の製品ラインのアップデートがあるときは、是非旧製品の下取りを実行したらいいのではないかと思います。
そして、下取りした製品を発展途上国で安く販売し、現役で活躍してもらう。そういう、リサイクルの仕組みがあってもいいのではないでしょうか。

そうであれば、喜んで前に使っていた3G(現在は妻と娘のおもちゃとして)、そして乗り換えるときに3GSを下取りに出そうと思います。

カテゴリー: 021Machintosh · iPhone
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とにかくiPhoneを使い倒すことかと

2009/10/29 · コメントを書く

 昨夜、大手町の紀伊国屋に立ち寄った。

 目的は一つ、先週発売になった、「iPhone情報整理術」を購入すること。
 refdp_image_0.jpghttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4774140279/ref=s9_simz_gw_s0_p14_t1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-5&pf_rd_r=195MQR3382PQK7PHG2G0&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376716&pf_rd_i=489986

 大型書店を見かけるたびに、同書を探し求めたが、なかなか見つからない。

 で、昨夜、紀伊国屋に、2冊だけ、あった。

 うずたかく積まれている本の間に挟まって、たった、2冊だけ。

 内容はというと、「情報収集ツール、情報保管ツール、情報検索ツール、知的生産活動のためのツール」とさまざまな面から、iPhoneの活用アイデアを、GTDの側面から、心理学的な側面から、情報ツールおたく的な側面から色々と提案されています。

 使い込めば使い込むほど、そして、さまざまな使いこなしのアイデアを仕込めば仕込むほど、iPhoneを活用する多彩な可能性にいつも驚かされます。かつて、こんな情報デバイスはなかったですね。ホリエモンが、「通信と放送の融合」と主張していたが、iPhoneでは「通信と個人情報の融合」、即ちクラウドコンピューティングサービスをうまく使いこなせるような環境に、ようやく辿り着いたというところに、iPhoneの絶妙のタイミングというのがあるように思う。

 iPhoneに拡大する外部補助表示装置を外付けできるようになれば(一部あるけれども)、外回りの営業は、これ一台で全てまかなうことができる。

 で、本書を読んでの感想としては、とにかく全ての情報をiPhoneに詰め込むこと。ここから全てが始まるという認識を強くした。
 野口悠紀夫先生の「超整理法」にある、「ポケット一つの原則」である、情報を放り込むばしょを一つの場所に限定することにより、漏れが無くなり、情報を探す効率が増すというものがある。iPhoneをそのように活用することで、情報の再組織化が活性化され、個人記憶・情報の外部記憶ネットワークとして機能していくものだと言うことが分かった。
 だから、もったいぶらずに、どんどん情報をため込んでいこう。そうすれば、もっと便利になるのだ!!

カテゴリー: 048コミュニケーション · 05 Hack · 051生産性向上策
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ノート術の根本的な問題 アナログとデジタルの融合を進めるべき

2009/10/10 · 1件のコメント

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)ir.gif
に始まり、最近は
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)1____ir.gif
など、ノート術の本がかなり人気です。

わたしも、こういったノート術のたぐいはとても好きな技術論であるし、自分の仕事術をより高いレベルに引き上げていきたいと思っているので、古くは野口先生の「超整理法」からこういうノウハウ本には目がありません。

最近読んだ、「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス) も大変いい内容の本で、非常に示唆に富んだハックであふれています。が、こういったノート術には根本的な問題がある。

それは、
「情報の検索性と常時閲覧の問題」
です。英語にすれば、
「Search and Reach」
の問題といえます。

ノートにさまざまな情報をまとめてあったとしても、そのノートが手元になかったら、その情報には辿り着くことができません。つまり、REACHに問題が生じます。あとは、記憶の範囲内でということになります。

そして、ノートを何冊も書きためていくと、どのノートに何が書いてあったかを検索することが難しくなってきます。

別途レファレンス、検索ファイルをつくり、ノートを特定できるようにする方法もありますが、図書館の司書のように自分自身の情報全てにタグをつけて整理することは非常な労力を必要とします。

そこで、ノートの内容をデジタルアーカイブする方法が提案されていますが、スキャナで取るなり、写真撮影するというものです。
いいところまでいっているのですが、デジタルアーカイブ化したファイルをどこにおいておくかが問題になります。
特定のPCのハードディスクに収納した状態ですと、常にそのPCを持ち歩かない限りは、デジタルアーカイブにアクセスすることができません。

そこで、データをインターネットのあちら側に置くという方法が提案されます。例えば、Flickerを利用するのは、とてもお奨めのようですが、写真のグループ設定とタグづけを上手に管理しなくてはなりませんし、検索性が劣ります。
GoogleドキュメントやPicasaを使えば、Google Desktop検索で、検索できそうです。でも、何となく、使いづらさを感じます。

個人的には、もう一歩楽に管理できないと、とてもやってられないと思うのです。
自宅のスキャナや会社の複合機で手書きのノートやメモをスキャンする。そして、会社のPCでも、自宅のPCでも、さらにはiPhoneからでもノートの情報にアクセスしたい。そして、容易に検索できるようにしたい。という欲求があります。

その欲求を満たす一つの方法は、これまでも何度か記事にしていますが、Evernoteを使うことです。
Evernoteを使って、ノートの写真やスキャンしたファイルを貼り付け、検索キーワードとなるタイトルとタグをつけ、ノートブックの種類を上手に管理すればよい。
全てのノートの情報はエバーノートの中にあるという、ポケット一つの原則を忠実に守れば、ノートのメモを探す時は、エバーノートで検索をすればいいという具合に、検索する場所を絞り込むことができます。さらに、iPhoneなどの携帯アプリケーションを使用すれば、いつでもどこでも、ノートの内容を参照することができます。

さらに、Mac版のエバーノートを使用していると、Macのファイル検索機能Spotlightでエバーノートの一つ一つのノートも直接検索されて、とても便利です。

現在に直結する最新のノートと一つ前のノートだけを携行して、後のノートは全てエバーノートに格納しておく。エバーノートへの格納は、写真かスキャンをとりタグとタイトルをつけてとにかく放り込んでおく。

来年の6月頃には、エバーノートの日本語化が完全になるそうなので、画像ファイル中の文字もOCRされて検索される対象になります。そうなれば、もう、タグをつける必要もなくなるかも知れないですね。

参考
Evernote ついに日本語対応へ。始めるならば今!
『iPhone情報整理術』-個人的な思い入れ

カテゴリー: 02 MC 化学的思考法 · 05 Hack · 051生産性向上策 · 052正しいITの活用
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